秋吉台自然動物公園 サファリランド

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●キリンのお婿さん




僕、キズナって言います!顔覚えて下さいね!!
子供達は年下だけど先輩!
(キズナ)「色々教えて下さい先輩!」
(子供達)「よし!まずはおいしい餌の見分け方からだ!」
甘えん坊で食いしん坊なんです・・・
 キリンの赤ちゃんが2頭誕生し、キリンの仲間が増えて賑やかになってきたサファリランドに、またまた新メンバーが加わりました。石川県のいしかわ動物園より、若いお婿さんとしてやってきたのは「キズナ」君です。現在はまだ1才6ヶ月程で、大人のキリンになるにはあと4〜5年はかかります。

 まだまだ子供で甘えん坊な所があり、メスのフブキ達をまるで母親のように感じているようです。性格はとても繊細でデリケートな面がありますが、寒い地方で育ったためか(関係ないとは思いますが 汗)意外と我慢強い一面も持っています。

 そんなキズナ君ですが、新しい土地、新しい環境でとても元気に毎日を送っています。(まるで最初からいたかのように馴染んでいます・・・)これから暑い夏や寒い冬など、厳しい季節を迎える事になりますが、若さと我慢強い性格で元気いっぱいに過ごしてほしいと思います!そして4、5年後には立派な大人のキリンに成長し、メスのフブキ達との間にたくさんの子供を残してくれるよう、キリン達と共に私たちスタッフ一同頑張っていきたいと思います!!

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キリン担当 山元



●出産ラッシュ




カスミ親子は展示場デビューに向けて練習中!
フブキ「早く皆でお散歩行きたいわね〜」  カスミ「そ〜ね〜」(井戸端会議中)
 春を迎えたこれからの動物たちは出産と子育てに忙しくなる時期です。サファリランドでも多くの動物が出産しています。その中でも注目して欲しいのが、キリンの赤ちゃんです。

 「キリンの赤ちゃんってこの間も載せてなかった?」と思った方もいるかもしれませんが、実はもう1頭産まれたのです!12月17日に出産したのはフブキで今回出産したのは初産となるカスミなのです。1年のうちいつでも出産可能なキリンですが、今回は重なっていました。なぜなら父親は以前紹介した広島安佐動物園から来た「ナオキ」なので交尾も同じ時期にしていたからです。2頭も大切な命を宿してくれてありがとうナオキ!!

 カスミの出産はフブキの出産から約3ヶ月経っていますが、初産では予定よりも遅くなる傾向があるため、スタッフは首を長くして待っていました(笑)。3月27日の早朝、スタッフが様子を見に行くとすでに子供を出産していましたが直後だったようでまだ羊膜(赤ちゃんが包まれていた薄い膜)に包まれており、カスミが一生懸命舐め取っていました。さらに赤ちゃんもすぐに壁にぶつかったりしながら立ち上がろうとしており、数時間後には立ち上がり歩いていたのです。改めて動物の生きようとする力はすごいなと感じました。

 しかしホッとするのも束の間、赤ちゃんに異変が見られたのです。左後足の蹄が外側に曲がり、蹄の側面で立っているような状態になっていました。「ナックル」といい、お腹の中や出産時に曲がってしまう症状で、牛など蹄を持つ動物に見られます。なぜなってしまったのか・・・思い当たる節が1つありました。出産時にカスミが赤ちゃんを踏んでしまう場面がありました。それが原因だろうと思われます。赤ちゃんの何十倍の体重がただでさえ細い脚に乗ってしまったのです。手術や治療も考えましたが授乳もしておりカスミもしっかりと育児をしていたため、しばらく様子を見ることに・・・毎日観察をし、記録をとり続けていると、3日目には少し症状が改善されてきたのです!そして日を追うごとに良くなり今ではほとんど分からないくらいに回復しました。

 現在はキリン展示場に出る練習をしていますが、いずれは子供達が一緒に駆け回る様子を見る事が出来ると思います。カスミは初産にも関わらず、懸命に子育てを頑張っています。フブキ、カスミ、元気な子を産んでくれてありがとう!そして私達飼育員も日本の動物園で、いつまでもキリンを見る事ができるよう(キリンは大きく神経質な動物なので、移動させて繁殖するのは大変難しいのです)これからも頑張ります。

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キリン担当 山元



●ハゲコウダイナミックフライト




大空をのびのび飛んでいます
お客様の頭上スレスレ!!
顔をバシバシ!!痛いけど嬉しい・・・
 寒さもようやく和らぎ、つくしが見られるようになりましたが、皆さんはもう春を感じられましたか?

 春といえば春休み、そしてサファリランドでは春休みも動物たちによるイベントが盛りだくさん!中でも私の一押しは翼を広げると2.5m、黒と白の羽、肉食で剣のようなくちばしを持ったアフリカハゲコウが皆さんの頭上を飛び回る「ハゲコウダイナミックフライト」です。

 毎回このイベントを行っていて思うのですが、お客様目掛けて轟音と爆風(ちょっと言いすぎ?!)を巻き起こしながら飛んできて、頭上スレスレを通過するハゲコウを見ている皆様の顔は「ちょっと近すぎるんじゃないか?」とか「このドキドキをもう一度味わいたい!」というジェットコースターに乗った後のような表情をしているように見えます(^^)

 見た目は頭がはげててちょっと怖い感じですが実はコウノトリの仲間で、英名で『MarabouStork(マラブーストーク)』
といいます。Marabouとはアラビア語を語源とし、聖者という意味を持っており神聖な鳥とされています。ハゲコウの飛翔を体験した方にきっとパワーを届けてくれる・・・と私は思います(^^;)

 余談ですが、皆様の頭上を通過したハゲコウは、待ち受けるスタッフに体当たりすることもあります。聖者の羽は顔面を捉え、幸せと感じつつも苦痛に歪むスタッフの表情も見ものですよ!

 ハゲコウダイナミックフライトは3月17日〜4月8日の期間は毎日とその後も土日祝日に行っていますので、ぜひハゲコウが力強く羽ばたいている姿を見に来て下さい!


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アフリカハゲコウ担当 大下



●人気者の誕生!




生後約1ヶ月。姿かたちはすっかりキリンです!
生後1日目!母親のフブキが優しく毛づくろい
どこに行くにもお母さんにくっついて離れません(^^)
 まだまだ寒さの厳しい時期が続きますが、サファリランドでは明るいニュースが飛び込んできました!首の長〜い人気者、キリンのフブキが赤ちゃんを出産したのです!!以前、人工保育で育ったオスのハルキが産まれてから約3年振りの出産です!しかしこの出産に至るまでには嬉しいことばかりではありませんでした。

 2年前、安佐動物園からブリーディングローンできたオスのナオキが病死してしまったのです。サファリに来て約半年という短すぎる時間でした。しかし、その短い間にナオキはしっかりと次の世代に命を繋げてくれたのです。妊娠しているかどうか確信がなかったため、フブキの発情が止まりお腹も大きくなってきた時はとても嬉しく、そしてナオキの忘れ形見を無事に産んで欲しいと祈る日々が続きました。キリンの妊娠期間は約450日と長いため、今か今かと待ち続けた12月27日の朝、人前で座る事のないフブキが座り込み、なかなか立とうとしません。しかも餌も食べず落ち着きを無くしていました。これはもしやと思いビデオカメラを設置し、24時間体制でスタッフが監視します。そしてその日の夜10時についに出産!予定日より2週間早く産まれましたが、身長175p、体重約50kgの元気な女の子でした。

 母子ともに体調は良く、授乳も確認できたため一安心と思っていた矢先、2週間経っても赤ちゃんの排泄が確認できず、フブキもおしっこがほとんど出ていないようでした。ナオキの病死が頭をよぎります。獣医、スタッフが協力していろいろと手を尽くしましたがなかなか効果が出ません。長い間部屋の中で過ごしていたので、ストレス発散のためにと一度外に出してみることになりました。そしていざ外に出してみると・・・あっさり解決(^^;)さらに赤ちゃんはこの時が初の外出となったため、かなりテンションが高く、フェンスに2回もぶつかるという元気な姿を見せてくれました!

 そんな赤ちゃんも早2ヶ月が経ち、身長190cm、体重約70kgまで成長しました。そしてついに2月4日からふれあい広場出口横にて皆さんにお披露目となりました。フブキについて走りまわる赤ちゃんの元気な姿をぜひサファリランドまで見に来て下さい!首を長〜くしてお待ちしております(^^)/


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キリン担当 伊藤



●クマの冬支度




秋頃からどの穴が良いか下調べはしっかりしているようです。
冬には中を広くして枯れ草でベッドを作ります。
穴掘りがめんどくさかったのか、土管にベッドを作るクマも・・・
 皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 人間にとってはおめでたい時期ですが、動物にとってはとっても寒い時期です。サファリランドのアメリカクロクマは、今年も寒さをしのぐため穴掘りに精を出しています。

 昨年掘った穴もあれば、掘りかけの穴もあり、どのクマも自分が中に入って過ごしやすいように穴の大きさ、中の広さ、枯れ草を集めて寝やすいようになど様々な工夫を凝らしています。しかしクマも楽をしたいようで、他のクマが掘った穴に隙を見て自分が入るということがよくあります(^^;)枯れ草を集めて意気揚々と戻って来ると他人(他クマ?)が中に入っていた・・・入った者勝ちという厳しい世界があるようです(笑)

 穴を掘る力強い姿と同時に、掘っている最中に周りで音がするとお尻をフリフリしながら慌てて出てくるという思わず笑ってしまうような姿も見られるので、ぜひサファリランドまで見に来て下さい!

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アメリカクロクマ担当 安在


秋吉台自然動物公園サファリランド
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