秋吉台自然動物公園 サファリランド

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●仔ライオンの群れデビューへの道のり




産まれて約1ヶ月。まだまだ小さくて可愛い盛りです!
約1年半経ちました。体が大きくなり、王者の風格が漂います。左のライオンはオスなので、あごの下にたてがみが生えてきています。
最終的にこうなります。鋭い眼光でこちらをにらみつけています( ̄▽ ̄;)
 動物の子供が群れに入るには小さなころから群れの中で生活し、大人たちに受け入れてもらう必要があります。ところが人工保育で一時的に群れから離されていた状態ならこれが大変です。急に群れの中に入ってしまうと、敵と思われて攻撃されたりするからです。ここではライオンの子供を群れに戻す過程を紹介します。

 ライオンの大人になる年齢は約2〜3才程度で、ライオンの群れ(プライド)に戻すのは大人になる少し前の1〜2才に行ないます。普段一緒にしていない動物同士を一緒にすることを私たちはミックスと呼んでいますが、このミックスは少しずつ慣れさせていくためのステップがありす。

STEP@ 子ライオンと群れのライオンをフェンス越し に顔見せ(お見合い)する。
STEPA お互いに威嚇などせず、仲が悪くなさそうなら広いフェンス内で一緒にしてる。(狭 い場所で行なうと、ケンカをした時に分ける事ができないため)最初は大人のメスライオン数頭と行う。
STEPB メスライオンの数を増やしていく。
STEPC メスライオンに慣れたらオスライオンも一緒にミックスする。
STEPD Cの群れにも慣れたらいよいよ外のプライドと合流させ、外と獣舎(じゅうしゃ:動物の部屋)の出入りを覚えさせる。
STEPE サファリの車やバスをエリアに入れて、車に慣れてもらう。

その後問題なければ晴れてデビューとなります。しかしライオン1頭1頭性格も違うため、その都度やり方を変えながら行なっています。
 この群れに戻す作業は根気のいる作業ではありますが、子供が一人前になりプライドの中に入って行った時はわが子を送り出すような親の心境になってしまいます(^^;)
 おじいちゃんから若者まで、老若男女のライオンがいるプライドをみて、どの子が何歳なのかを考えるのも面白いと思うのでぜひサファリランドまで見に来て下さい!


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ライオン担当 佐々木



●クマの巣立ち




なかなか子離れできないスミレ(汗)子供の鳴き声を聞くと文字通りすっ飛んで帰っていきます!
子供たちはあっという間に慣れてしまい、グランは大あくびをしてリラックス。
スミレも何とか子離れできたようです(^^)次の子供が楽しみです!
クマは冬の寒い時期に冬眠を行い、その間に子供の出産・育児をします。そして雪が融け、春が来ると子供たちと共に巣穴から出てきて外での生活を送ります。クマは母子家庭のため母親一人で子を守り、餌を探します。クマは基本的に雑食性のため周りにある草や木の実、昆虫などを食べどんどん大きくなっていきます。

そして約1年半〜2年で巣立ちの時期が訪れます。メスのクマは本来縄張り意識が高いため大きくなった子供を自分の縄張りから追い出し、次の繁殖の時期にまた子供を作ります。

そこで、今回巣立ちの時期を迎えたスミレ親子(子供はメスのドランとグラン)を、別々の部屋に分けることにしました。ところが・・・スミレは子供を追い払うどころか心配で別々の部屋に分けると「ブオーブオー」と鳴いて子供を呼んでいました。外に出てもフェンス越しに子供が見えるところに居座り片時も離れようとしません(汗)なかなか子離れ出来ないスミレですが、子供たちは数日もするとスミレから離れ2頭で遊びまわっていました(^^;)スミレはさらに2週間ほどで子離れする事ができ、今は次の子孫を残すべくオスと恋の季節に入っています。

子供思いなのは素晴らしいのですが、飼育員としてはできるだけ多くの子供を産んで皆さんに可愛い子供を見せて欲しいなと思っています。また来年も可愛い赤ちゃんが産まれますように・・・(^人^)


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クマ担当 安在



●キリンのお婿さん




僕、キズナって言います!顔覚えて下さいね!!
子供達は年下だけど先輩!
(キズナ)「色々教えて下さい先輩!」
(子供達)「よし!まずはおいしい餌の見分け方からだ!」
甘えん坊で食いしん坊なんです・・・
 キリンの赤ちゃんが2頭誕生し、キリンの仲間が増えて賑やかになってきたサファリランドに、またまた新メンバーが加わりました。石川県のいしかわ動物園より、若いお婿さんとしてやってきたのは「キズナ」君です。現在はまだ1才6ヶ月程で、大人のキリンになるにはあと4〜5年はかかります。

 まだまだ子供で甘えん坊な所があり、メスのフブキ達をまるで母親のように感じているようです。性格はとても繊細でデリケートな面がありますが、寒い地方で育ったためか(関係ないとは思いますが 汗)意外と我慢強い一面も持っています。

 そんなキズナ君ですが、新しい土地、新しい環境でとても元気に毎日を送っています。(まるで最初からいたかのように馴染んでいます・・・)これから暑い夏や寒い冬など、厳しい季節を迎える事になりますが、若さと我慢強い性格で元気いっぱいに過ごしてほしいと思います!そして4、5年後には立派な大人のキリンに成長し、メスのフブキ達との間にたくさんの子供を残してくれるよう、キリン達と共に私たちスタッフ一同頑張っていきたいと思います!!

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キリン担当 山元



●出産ラッシュ




カスミ親子は展示場デビューに向けて練習中!
フブキ「早く皆でお散歩行きたいわね〜」  カスミ「そ〜ね〜」(井戸端会議中)
 春を迎えたこれからの動物たちは出産と子育てに忙しくなる時期です。サファリランドでも多くの動物が出産しています。その中でも注目して欲しいのが、キリンの赤ちゃんです。

 「キリンの赤ちゃんってこの間も載せてなかった?」と思った方もいるかもしれませんが、実はもう1頭産まれたのです!12月17日に出産したのはフブキで今回出産したのは初産となるカスミなのです。1年のうちいつでも出産可能なキリンですが、今回は重なっていました。なぜなら父親は以前紹介した広島安佐動物園から来た「ナオキ」なので交尾も同じ時期にしていたからです。2頭も大切な命を宿してくれてありがとうナオキ!!

 カスミの出産はフブキの出産から約3ヶ月経っていますが、初産では予定よりも遅くなる傾向があるため、スタッフは首を長くして待っていました(笑)。3月27日の早朝、スタッフが様子を見に行くとすでに子供を出産していましたが直後だったようでまだ羊膜(赤ちゃんが包まれていた薄い膜)に包まれており、カスミが一生懸命舐め取っていました。さらに赤ちゃんもすぐに壁にぶつかったりしながら立ち上がろうとしており、数時間後には立ち上がり歩いていたのです。改めて動物の生きようとする力はすごいなと感じました。

 しかしホッとするのも束の間、赤ちゃんに異変が見られたのです。左後足の蹄が外側に曲がり、蹄の側面で立っているような状態になっていました。「ナックル」といい、お腹の中や出産時に曲がってしまう症状で、牛など蹄を持つ動物に見られます。なぜなってしまったのか・・・思い当たる節が1つありました。出産時にカスミが赤ちゃんを踏んでしまう場面がありました。それが原因だろうと思われます。赤ちゃんの何十倍の体重がただでさえ細い脚に乗ってしまったのです。手術や治療も考えましたが授乳もしておりカスミもしっかりと育児をしていたため、しばらく様子を見ることに・・・毎日観察をし、記録をとり続けていると、3日目には少し症状が改善されてきたのです!そして日を追うごとに良くなり今ではほとんど分からないくらいに回復しました。

 現在はキリン展示場に出る練習をしていますが、いずれは子供達が一緒に駆け回る様子を見る事が出来ると思います。カスミは初産にも関わらず、懸命に子育てを頑張っています。フブキ、カスミ、元気な子を産んでくれてありがとう!そして私達飼育員も日本の動物園で、いつまでもキリンを見る事ができるよう(キリンは大きく神経質な動物なので、移動させて繁殖するのは大変難しいのです)これからも頑張ります。

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キリン担当 山元



●ハゲコウダイナミックフライト




大空をのびのび飛んでいます
お客様の頭上スレスレ!!
顔をバシバシ!!痛いけど嬉しい・・・
 寒さもようやく和らぎ、つくしが見られるようになりましたが、皆さんはもう春を感じられましたか?

 春といえば春休み、そしてサファリランドでは春休みも動物たちによるイベントが盛りだくさん!中でも私の一押しは翼を広げると2.5m、黒と白の羽、肉食で剣のようなくちばしを持ったアフリカハゲコウが皆さんの頭上を飛び回る「ハゲコウダイナミックフライト」です。

 毎回このイベントを行っていて思うのですが、お客様目掛けて轟音と爆風(ちょっと言いすぎ?!)を巻き起こしながら飛んできて、頭上スレスレを通過するハゲコウを見ている皆様の顔は「ちょっと近すぎるんじゃないか?」とか「このドキドキをもう一度味わいたい!」というジェットコースターに乗った後のような表情をしているように見えます(^^)

 見た目は頭がはげててちょっと怖い感じですが実はコウノトリの仲間で、英名で『MarabouStork(マラブーストーク)』
といいます。Marabouとはアラビア語を語源とし、聖者という意味を持っており神聖な鳥とされています。ハゲコウの飛翔を体験した方にきっとパワーを届けてくれる・・・と私は思います(^^;)

 余談ですが、皆様の頭上を通過したハゲコウは、待ち受けるスタッフに体当たりすることもあります。聖者の羽は顔面を捉え、幸せと感じつつも苦痛に歪むスタッフの表情も見ものですよ!

 ハゲコウダイナミックフライトは3月17日〜4月8日の期間は毎日とその後も土日祝日に行っていますので、ぜひハゲコウが力強く羽ばたいている姿を見に来て下さい!


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アフリカハゲコウ担当 大下


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