秋吉台自然動物公園 サファリランド

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●出産ラッシュ




カスミ親子は展示場デビューに向けて練習中!
フブキ「早く皆でお散歩行きたいわね〜」  カスミ「そ〜ね〜」(井戸端会議中)
 春を迎えたこれからの動物たちは出産と子育てに忙しくなる時期です。サファリランドでも多くの動物が出産しています。その中でも注目して欲しいのが、キリンの赤ちゃんです。

 「キリンの赤ちゃんってこの間も載せてなかった?」と思った方もいるかもしれませんが、実はもう1頭産まれたのです!12月17日に出産したのはフブキで今回出産したのは初産となるカスミなのです。1年のうちいつでも出産可能なキリンですが、今回は重なっていました。なぜなら父親は以前紹介した広島安佐動物園から来た「ナオキ」なので交尾も同じ時期にしていたからです。2頭も大切な命を宿してくれてありがとうナオキ!!

 カスミの出産はフブキの出産から約3ヶ月経っていますが、初産では予定よりも遅くなる傾向があるため、スタッフは首を長くして待っていました(笑)。3月27日の早朝、スタッフが様子を見に行くとすでに子供を出産していましたが直後だったようでまだ羊膜(赤ちゃんが包まれていた薄い膜)に包まれており、カスミが一生懸命舐め取っていました。さらに赤ちゃんもすぐに壁にぶつかったりしながら立ち上がろうとしており、数時間後には立ち上がり歩いていたのです。改めて動物の生きようとする力はすごいなと感じました。

 しかしホッとするのも束の間、赤ちゃんに異変が見られたのです。左後足の蹄が外側に曲がり、蹄の側面で立っているような状態になっていました。「ナックル」といい、お腹の中や出産時に曲がってしまう症状で、牛など蹄を持つ動物に見られます。なぜなってしまったのか・・・思い当たる節が1つありました。出産時にカスミが赤ちゃんを踏んでしまう場面がありました。それが原因だろうと思われます。赤ちゃんの何十倍の体重がただでさえ細い脚に乗ってしまったのです。手術や治療も考えましたが授乳もしておりカスミもしっかりと育児をしていたため、しばらく様子を見ることに・・・毎日観察をし、記録をとり続けていると、3日目には少し症状が改善されてきたのです!そして日を追うごとに良くなり今ではほとんど分からないくらいに回復しました。

 現在はキリン展示場に出る練習をしていますが、いずれは子供達が一緒に駆け回る様子を見る事が出来ると思います。カスミは初産にも関わらず、懸命に子育てを頑張っています。フブキ、カスミ、元気な子を産んでくれてありがとう!そして私達飼育員も日本の動物園で、いつまでもキリンを見る事ができるよう(キリンは大きく神経質な動物なので、移動させて繁殖するのは大変難しいのです)これからも頑張ります。

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キリン担当 山元


秋吉台自然動物公園サファリランド
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